コミュニケーション

こんにちは、Nicoパパです。社会人を何年もしていると、よくあるトラブルですが、
「言った」「言わない」・・・「伝わった」「理解した」

また、今のお仕事をしていると最も難しいアクションの一つかと思います。

昔上司によく言われたのですが、「言いました」と言うと「それは君の自己満足」と。
昔は「言ったんだし、理解できるでしょ!」と考えていたのですが、
今、色々な人とお話をしていると、そのほとんどが60%ぐらいしか伝わっていないように感じます。
(もしかするともっと伝わっていないかもしれません)

一つの例文です。「わたしはかんだ」
この文章を一昔前の機械音声で読み上げたのを聞いた人は色々な解釈をすると思います。
1.私は、噛んだ。→ 自分は、何かを噛んだ。
2.私は、噛んだ。→自分は、言い間違えた。
3.私は、神田→ 私の名前は神田です。
4.私は、神田→ 私は、神田(地名)にいます。
5.私、ワカンダ→私は、ワカンダにいる。

話者は4を意図しているのに聞き手が理解したのは5だった時、
その先の会話もアベコベになりそうですね。。。

少し前の首相で、記者会見などはすべてプラスの言葉一言で終わらせる方がいました。
「感動した!」 今思うと、とても賢い表現ですよね。
よほど卑屈に考えない限り、悪いイメージで伝わることは無いですよね。

今から25年前、とある日本人青年とフランス人女性の物語です。
青年「遊びにきたよ~」
女性「Wow アイムボーリングナウ!ペラペラ・・・」
青年の心「今、穴掘ってるのか・・・忙しそうだから帰ろう」
青年「あ、じゃぁ帰るね」

翌日
女性「なんで昨日、帰っちゃったの?」
青年「え、だって君、穴掘ってて忙しかったんでしょ」
女性「笑! 違うよ、穴を掘ってたんじゃなくて退屈だったのよ~」

英語を母国語としない者同士の会話だったので、
発音/ヒアリングが微妙にずれて「伝わる」コミュニケーションができなかったようです。
これを教訓に、青年は「穴を掘る」と「退屈」の発音の違いを理解したそうです。

より良いコミュニケーションをとるにはどうしたら良いんでしょうか?
これからも試行錯誤の努力が必要です。 ではまた次回